<< 鉄道旅行サークル 8月銚子日帰り旅行 | main | ソフトボールサークル 千葉県ゆうあいピックソフトボール選手権 >>
2015.09.26 Saturday

知的障害者の男女交際と結婚への支援 勉強会

 昨年好評でした「知的障害者の性と支援」に続き、今回は「知的障害者の男女交際と結婚への支援」です。
 講師はもちろん日本障害児性教育研究会の山本良典先生。昨年のおさらいも交えながらお話を進めてくださいました。




 多くの親は知的障害の子どもがよい人間関係をつくることには賛成であっても、性が絡んでくる男女交際や結婚になると、途端に否定的な態度を示してしまいます。
 以前実施したアンケートでは、「努力して結婚し、何とか一家をかまえてほしい」「できれば結婚させたい」という肯定的な意見も見られる一方、「能力的に無理である」「親も子も結婚をあきらめている」「身の回りのこともできず、責任がとれないので結婚しない方がよい」という否定的意見が多く寄せられたそうです。保護者はできれば男女交際や結婚をさせたいと思っていても、本人の能力や社会的状況を考えると消極的な態度にならざるを得ないというのが実情がわかります。
 ではなぜ結婚に反対するのか。「それは、結婚生活すべてを親が丸抱えしよう、しなくてはいけないと思うから。夫婦寮、グループホームなどの環境整備、食事提供などのヘルパーや育児支援など必要な生活支援は社会資源を活用しつつ、親は支援者の一人になれればよい。」と山本先生。
 
 知的障害のある人の結婚の条件として、これまで、〃从囘に自立していること、金銭管理ができること、2隼ができること、ぐ藥ができること、ダ生活をうまくやっていけることなど、「本人の問題」ばかりが強調されてきたが、この条件を当てはめたら、結婚できる知的障害のある人はいなくなる。結婚の条件を本人だけに求めるのではなく、結婚できる条件整備(支援体制の確立)をしていくことが重要で、支援のシステムがあれば、十分に結婚生活を維持できる障害のある人はたくさんいる。と話され、「子どもを作らない条件で結婚」「バツイチ同士で再婚」「障害のない男性と結婚」など、実際に支援を受けながら結婚生活を送っているさまざまな事例をお話くださいました。
 そして、「失敗を恐れないで」、「障害者の存在を肯定する」、「知的障害者の問題はみんなの問題」、というまとめで締めくくられました。

 その後「結婚します〜ある知的障害者の場合」のビデオを観ました。知的障害を持つ男女が、出会い、結婚を決意し、仲間の障害者とともに結婚式の準備をし、当日を迎える。またさらにその後の生活の様子を撮影したもので特に結婚式を挙げるということに対する強い思いが感じられました。


 子どもが本気で結婚を願うなら応援してあげたいと思う一方、「そうは言っても」と、親として思いは複雑です。ただ、「結婚は無理」と最初から否定してあきらめてしまうのではなく、「どうすれば結婚できるのか」「どうすれば結婚生活が継続できるのか」という視点で考えることが必要なのだと感じました
Calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< January 2019 >>
Selected Entries
Categories
Archives
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode
Powered by
30days Album
無料ブログ作成サービス JUGEM